日食なつこ「あのデパート」MV、感涙の大反響!

ピアノ弾き語りアーティスト日食なつこが先日公開した「あのデパート」のMV。
彼女の出身地である岩手県・花巻市にある有名百貨店の“マルカン百貨店”が43年の歴史に幕を閉じたタイミング発表となった。
日食なつこ自身の思い入れも強く、なくなってしまう前に何とか“マルカン百貨店”という存在を残したいという想いからMV撮影に至った。

その「あのデパート」のMVが公開から1ヶ月を過ぎ、全国から感動の声が届いている。

YouTubeには下記のようなコメントが寄せられている。
「母と泣きながら見てました; 見るほどに染みます… 素晴らしい曲をありがとうございます」
「聴きながら、PV見たら涙が止まりません。 思い出を詩と映像に残してくれて、ありがとう!」
「マルカンありがとう。 そしてみんなの思いを代弁してくれた日食さんにも感謝です。」
「ひどく大切なモノが有ったようで、 そんなたいそうなモノは無いのだけど、子供用の器にラーメンを移す母の表情と、上手く割り箸を割れずに泣きだした幼い頃の自分、他愛も無い記憶ばかりが溢れてる場所でした。」

全国にあったであろうそれぞれの『あのデパート』での記憶を呼び起こし、心を揺さぶられる人々が続出している。


<日食なつこコメント>※公式HPより抜粋
今年の3月にマルカン百貨店閉館のニュースを知った瞬間、このMV製作案が私の頭の中にものすごいスピードで流れ込んできました。
花巻の誰もが必ず訪れる、私たちの馴染み深い場所が無くなるという衝撃。
そんなシンボルがある故郷花巻やマルカンの存在の再認識、そこを今離れて暮らしてしまっている自分への悔しさ。
色々な感情がいっしょくたになって「マルカンが存在した証明を何か形に残さねば」というひとつの思いへ集約していったのだと思います。

その頃たまたまデモ収録していた未発表曲の歌詞をマルカンに寄せた内容に書き直し、新曲「あのデパート」を完成させました。
映像に関しても多少不馴れだろうが自分で指揮を取りたいと思い、絵コンテを描いて構成を練りました。

これだけの意欲を一心に傾けられる存在が地元にあったことに、製作しながら改めて感謝の意を覚えました。
まだまだマルカン百貨店について語りたいことはたくさんありますが、それを全て集約したのが今回の「あのデパート」MVです。
私が残したかったマルカンの景色を全て映しました。どうかご覧ください。
……日食なつこ


是非『あの頃の自分』と重ね合わせながら見て頂きたい。

<マルカン百貨店>
岩手県花巻市の中心地に43年に渡って営業を続けたデパート。
レトロな内装や箸で食べる10段巻ソフトクリームを出す大食堂で有名な、地元民なら誰もが足を運んだ場所。
老朽化による耐震問題で2016年6月7日に惜しまれつつ閉店となった。

「マルカン百貨店HP」
http://www.marukan-group.jp/shop/department.html

【「あのデパート」MV】

【ライブ情報】
7/13(水)14(木)愛媛 松山大学講義ライブ
7/16(土)北海道 JOIN ALIVE
7/29(金)東京 代官山LOOP
8/21(日)宮城 SENDAI アンサンブル Vol.2
8/23(火)東京 赤坂GRAFFITI
9/17(土)~19(月祝) 東京 TOKYO CALLING

【リリース情報】
1st フルアルバム
『逆光で見えない』
2015年12月9日発売
価格:¥2,500(税別)
品番:261-LDKCD

[収録曲]
1. (    )
2. ヘールボップ
3. ヒーロー失踪
4. 水流のロック
5. 跳躍
6. 11年
7. ハイウェイは気にも留めない
8. floating journey
9. 非売品少女
10. 黒い天球儀 (Piano×Drums ver.)
11. ヒューマン (Sing alone)
12. あしたあさって
13. Fly-by (Piano×Drums ver.)
14. 10円ガム

【日食なつこオフィシャルHP】
http://nisshoku-natsuko.com/

【Twitter】

https://twitter.com/nsn58